にょ‐じょい【女叙位】
隔年の正月8日に行う、女官に位階を授けた朝廷の儀式。おんなじょい。
にょ‐そう【女僧】
女性の僧侶。尼(あま)。比丘尼(びくに)。
にょ‐ぞく【女賊】
1 女の盗賊。 2 仏語。女性のこと。求道心が女色によって損なわれるところから、賊にたとえたもの。
にょ‐たい【女体】
1 女性のからだ。また、女性の姿かたち。 2 能の三体の一。女人の風姿。
にょたいぞうし【女体蔵志】
古川薫の短編小説。昭和48年(1973)、同人誌「午後」に発表。同年の直木賞候補作となった。
にょ‐どう【女道】
遊女を相手に遊興すること。衆道に対していう。「衆道、—を昼夜のわかちもなく」〈浮・五人女・三〉
にょ‐にゃく【女若】
女と若衆。また、女道と若道。「—二つの恋草を」〈浄・鑓の権三〉
にょ‐にん【女人】
女の人。女性。じょにん。
にょにん‐きんぜい【女人禁制】
《「にょにんきんせい」とも》宗教修行の地域・霊場などへの女性の立ち入りを禁止する風習。比叡山・高野山などで行われたが、明治5年(1872)に立ち入りを認める政令が出て以降、ほとんど廃止となった。
にょにん‐けっかい【女人結界】
結界して女性の出入りを禁じること。女人禁制とする区域。