ど‐やつ【何奴】
[代]不定称の人代名詞。どいつ。どのやつ。「—のしわざだ」
なに‐やつ【何奴】
どんなやつ。いかなるやつ。何者。「—の仕業かはっきりしない」
に‐やっこ【煮奴】
大きめの賽(さい)の目に切った豆腐を醤油味のだし汁で煮たもの。煮奴豆腐。
ぬ【奴/怒】
〈奴〉⇒ど 〈怒〉⇒ど
のう‐ど【農奴】
ヨーロッパ封建社会で、領主に従属して賦役・貢納その他の義務を負い、生産労働の大半をになった農民。農耕具などの私有は許されたが、転住や転業は厳禁された。
はたもと‐やっこ【旗本奴】
江戸前期、徒党を組んで江戸市中をのし歩いた旗本の青年武士。大小神祇(じんぎ)組・白柄(しらつか)組・六方(ろっぽう)組が有名。→町奴(まちやっこ)
ばいこく‐ど【売国奴】
売国の行為をする者をののしっていう語。
ばちびん‐やっこ【撥鬢奴】
髪形を撥鬢にしていること。また、その町奴(まちやっこ)。
ひげ‐やっこ【髯奴/髭奴】
近世、ほおひげのある武家奴。作りひげや描きひげの者もいた。
ひや‐やっこ【冷や奴】
豆腐を冷やし、醤油と薬味で食う料理。冷や豆腐。奴豆腐。《季 夏》「もち古りし夫婦の箸や—/万太郎」