ぼう‐げん【妄言】
⇒もうげん(妄言)
もう‐げん【妄言】
1 根拠もなくみだりに言う言葉。でまかせの言葉。ぼうげん。「—を吐く」 2 自分の述べた言葉をへりくだっていう語。ぼうげん。「—多謝」
もう‐ご【妄語】
仏語。うそをつくこと。法を会得していないのに会得したように言うことや、不実な言葉。
もうご‐かい【妄語戒】
仏語。五戒・十戒の一。うそをついてはならないという戒め。
もう‐しゅう【妄執】
《古くは「もうじゅう」とも》仏語。迷いによる執着。成仏を妨げる虚妄の執念。「—にとらわれる」
もう‐しん【妄信】
[名](スル)むやみやたらに信じること。ぼうしん。「記事を—するな」
もう‐じん【妄心】
《「もうしん」とも》仏語。煩悩にけがされた心。迷いの心。誤った心。「はたまた—の到りて狂せるか」〈方丈記〉
もう‐せつ【妄説】
根拠不明のでたらめな話。ぼうせつ。「取るに足らぬ—」
もう‐ぜん【妄染】
仏語。虚妄で汚れていること。
もう‐そう【妄想】
[名](スル)《古くは「もうぞう」とも》 1 根拠もなくあれこれと想像すること。また、その想像。「—にふける」「愛されていないと—してひとりで苦しむ」 2 仏語。とらわれの心によって、真実でない...