だいり‐しゅっさん【代理出産】
不妊夫婦の依頼で、妻以外の女性に妊娠、出産してもらうこと。体外受精した受精卵を第三者の女性の子宮に入れ出産してもらう場合と、第三者の女性が人工授精を行って出産する場合とがある。代理母出産。代理懐...
だたい‐ざい【堕胎罪】
女性が自身の胎児を母体内で殺し、流産させる罪。刑法第212条が禁じ、1年以下の懲役に処せられる。 [補説]母体保護法が条件付きながら人工妊娠中絶を認めているため、本罪を禁じる法は事実上、空文化し...
ち‐ぶさ【乳房】
哺乳類の胸や腹にある皮膚の隆起した乳腺の開口部。雌では成熟や妊娠につれて発達する。動物の種類によって一ないし数対ある。ち。ちち。にゅうぼう。 [補説]書名別項。→乳房
ちゃくしょうぜん‐しんだん【着床前診断】
卵子や体外受精した受精卵を検査し、遺伝子や染色体の異常などを調べること。受精卵診断。 [補説]胎児の細胞を検査する出生前診断と違い、妊娠前に診断できるが、生命の選別が行われるとして倫理的に問題視...
ちゃく‐たい【着帯】
[名](スル)妊娠5か月目に妊婦が腹帯(岩田帯)を初めて着用すること。また、その祝いの儀式。
ちゅう‐ぜつ【中絶】
[名](スル) 1 進行中の物事がとぎれること。また、中途でやめること。「交渉が—する」「作業を—する」 2 人工妊娠中絶のこと。
ついたち‐がん【朔日丸】
江戸時代、毎月1日に服用すれば妊娠しないとされた薬。
つわり
《動詞「つわる」の連用形から》 1 (「悪阻」とも書く)妊娠初期にみられる消化器系を中心とした症状。吐き気・嘔吐(おうと)・食欲不振・飲食物に対する嗜好(しこう)の変化など。おそ。 2 芽ぐむこ...
つわ・る
[動ラ四] 1 芽が出る。芽ぐむ。きざす。「木の葉の落つるも…下よりきざし—・るに堪へずして落つるなり」〈徒然・一五五〉 2 妊娠してつわりが起こる。「いつしかと—・り給へば」〈落窪・二〉
テイサックス‐びょう【テイサックス病】
《Tay-Sachs disease》潜性遺伝により乳児期に発病する脳の病気。視力障害、精神・運動の発育遅滞、小脳性運動失調をきたし、除脳硬直に至ると死亡する。遺伝子検査により、子に遺伝するリス...