かんな‐れんく【漢和聯句】
鎌倉時代以後行われた連歌・聯句の一形式。発句を五言の漢詩句で始め、以下、和語の句と交互に詠み進めるもの。かんわれんく。→和漢聯句(わかんれんく)
かん‐ぼう【関防】
1 書画の右肩に押して書き始めの印とした、長方形の印章。中国で明代、公文書に押した割り印に起源。引首印。 2 中国で、関所。
カージー【kersey】
紡毛織物の一種。紡毛糸を用いて綾織りにし、その後縮絨(しゅくじゅう)をほどこして起毛し、さらに逆毛仕上げをした丈夫な毛織物のこと。英国のサフォーク州の町カージーで作られ始めたことからの名。
ガズニー‐ちょう【ガズニー朝】
《Ghaznī》アフガニスタンのトルコ系イスラム王朝。ガズニーを首都としたのでこの名がある。962年、サーマーン朝のアルプティギーンによって始められ、勇王マフムードのときに最盛期を迎えた。118...
がん‐そ【元祖】
1 家系の最初の人。始祖。 2 物事を最初に始めた人。鼻祖。創始者。「二刀流の—」 3 仏教の一宗の開祖。特に、法然をさす。
がん‐どう【頑童】
1 かたくなで、ききわけのない子供。「大声を立てて—の如く泣きおめき始めた」〈有島・カインの末裔〉 2 男色の相手となる少年。
ガンビエ【Ganvie】
ベナン南部の都市。大西洋岸の潟湖であるノコウエ湖において、水上集落を形成する。16世紀頃、奴隷貿易が盛んだった時代にダホメイ王国による奴隷狩りから逃れるため、水上での生活を始めたとされる。
き【機】
[名] 1 物事の起こるきっかけ。また、物事をするのによいおり。機会。時機。「—を見る」「反撃の—を逸する」 2 物事の大事なところ。かなめ。「—を制する」 3 飛行機。「プロペラ—」 4 仏...
き【起】
[音]キ(呉)(漢) [訓]おきる おこる おこす たつ [学習漢字]3年 1 おきあがる。高くせりあがる。「起居・起床・起伏・起立/突起・勃起(ぼっき)・躍起・隆起」 2 仕事・活動を始める。...
きき‐だ・す【聞(き)出す】
[動サ五(四)] 1 自分の知りたいことなどを、聞いてさぐり出す。「相手の本心を—・す」 2 聞くことを始める。聞き始める。「四月から英会話講座を—・す」 3 においをかいで知る。「食(めし)の...