しょち‐なし【処置無し】
[名・形動]どうすることもできないこと。始末におえないこと。また、そのさま。「万策尽きた—な状態」
しょ‐ぶん【処分】
[名](スル) 1 取り扱いを決めて物事の決まりをつけること。処理。「書生下女を差図して家事を—し」〈鉄腸・花間鶯〉 2 規則・規約などを破った者に罰を加えること。処罰。「—を受ける」「違反者を...
しょ‐り【処理】
[名](スル)物事を取りさばいて始末をつけること。「事務を手早く—する」「事後—」「熱—」 →処分(しょぶん)[用法]
仕様(しよう)がな・い
1 うまい方法がない。「自分でするより—・い」 2 始末におえない。「—・い怠け者だ」 [補説]現在では多く「しょうがない」と発音される。
しり‐ぬぐい【尻拭い】
[名](スル) 1 尻をふくこと。 2 他人の失敗などの後始末をすること。「子供の借金の—をする」
尻(しり)を拭(ぬぐ)・う
人の失敗や不始末の後始末をする。尻ぬぐいをする。「子供の不始末の—・う」
し‐わ・ぶ【為侘ぶ】
[動バ上二]どうしてよいか始末に苦しむ。途方に暮れる。しあぐむ。「男、—・びて、…ここは法師になりなんと思ひて」〈宇治拾遺・六〉
しん‐まく【慎莫】
[名・形動ナリ] 1 まじめで控えめなこと。また、そのさま。実直。律義。「さぞや不自由と思へども、その顔もせず—に、終(つひ)に仕つけぬ賃仕事」〈浄・難波丸金鶏〉 2 始末をきちんとすること。よ...
慎莫(しんまく)に負(お)え◦ぬ
始末に困る。手のつけようがない。慎莫にいかない。「しばらく取っ組んでゐたが、身が重くて—◦なんだを」〈滑・浮世風呂・四〉
じゅう‐じゅう【重重】
[副] 1 同じことを何度も繰り返すさま。かさねがさね。「—の不始末、なにとぞお許しください」 2 十分であるさま。よくよく。「—承知の上のことです」 [名] 1 幾重にもかさなっていること...