び‐き【美姫】
美しい姫。美しい女性。
ぶ‐き【舞姫】
舞をまう女性。舞妓(ぶぎ)。まいひめ。
ぼくはかぐやひめ【僕はかぐや姫】
松村栄子の小説。平成2年(1990)、第9回海燕新人文学賞を受賞した著者のデビュー作。
まい‐ひめ【舞姫】
《古くは「まいびめ」か》 1 舞を舞う女性。踊り子。ダンサー。 2 五節(ごせち)の舞に出る少女。「五節は二十日に参る。侍従の宰相に、—の装束などつかはす」〈紫式部日記〉 [補説]書名別項。→舞姫
まいひめ【舞姫】
森鴎外の小説。明治23年(1890)発表。ドイツに留学した官吏太田豊太郎と踊り子エリスとの悲恋を通し、明治の青年の近代的自我の目覚めとその苦悩を描く。 石橋忍月による文芸評論。明治23年(1...
まつら‐さよひめ【松浦佐用姫】
伝説上の人物で、肥前の松浦に住んでいたという女性。任那(みまな)救援途中の大伴金村の子狭手比古(さでひこ)と契り、離別のとき、領布振(ひれふり)の峰(鏡山)から領布を振って別れを惜しみ、そのまま...
みそ‐ひめ【御衣姫】
衣につける姫糊(ひめのり)。「—のぬりたる。これいみじう、よろづの人の憎むなる物とて」〈枕・一四一〉
も‐ひめ【最姫】
大嘗祭(だいじょうさい)の神事に奉仕する采女(うねめ)の最上位。主に神饌(しんせん)の陪膳(ばいぜん)をつとめる。
やま‐ひめ【山姫】
1 山を守る女神。「わたつみの神に手向くる—の幣(ぬさ)をぞ人は紅葉と言ひける」〈後撰・秋下〉 2 アケビの別名。「いが栗は心よわくぞ落ちにける此—の笑める顔見て」〈行宗集〉
よう‐き【妖姫】
妖気を感じさせる美女。