たび‐すがた【旅姿】
旅装束をした姿。
たま‐の‐すがた【玉の姿】
玉のように美しい姿。「月日夜(つくひよ)は過ぐは行けども母父(あもしし)が—は忘れせなふも」〈万・四三七八〉
たんぜん‐すがた【丹前姿】
江戸初期に流行した旗本奴・町奴などの風俗。丹前風呂の湯女(ゆな)の勝山(かつやま)の姿に起こったものという。丹前風。勝山風。
だて‐すがた【伊達姿】
人目につく、いきな姿。
ちご‐すがた【稚児姿】
女性のように下げ髪にした子どもの姿。
でかけ‐すがた【出掛け姿】
1 外出するときの姿。よそゆきの姿。 2 遊女が客に呼ばれて置屋から揚屋へ出かけて行くときの晴れ姿。「この夕ざれの—、端居して見せまゐらすに」〈浮・一代女・二〉
とのい‐すがた【宿直姿】
宿直装束(とのいそうぞく)をつけた姿。
どうちゅう‐すがた【道中姿】
1 旅をする姿。旅装束の姿。 2 江戸時代、遊女が着かざって遊郭内を練り歩いた姿。
なつ‐すがた【夏姿】
夏らしい風物のようす。また、夏の服装をした姿。
なり‐かたち【形姿/形貌】
すがたかたち。身なり。