おいら‐が【己等が】
《江戸時代の吉原言葉》禿(かぶろ)や新造が姉女郎を呼ぶ語。おいらがん。「二ぼさつは—といふ立ち姿」〈柳多留拾遺・二〉
おう‐げ【応化】
《「おうけ」とも》仏語。仏・菩薩(ぼさつ)が世の人を救うために、相手の性質・力量に応じて姿を変えて現れること。応現。応作(おうさ)。
おうげ‐りしょう【応化利生】
仏・菩薩(ぼさつ)がそれぞれの人に応じた姿で現れ、説法、教化し、衆生に利益(りやく)すること。
おうごんきょうじだい【黄金狂時代】
《The Gold Rush》米国の映画。1925年作。モノクロサイレント作品。監督・脚本・主演はチャップリン。ゴールドラッシュにわくアラスカを舞台に、一攫千金を夢見る金鉱探したちの姿をコミカル...
おうごんのひび【黄金の日日】
城山三郎の長編歴史小説。昭和53年(1978)刊。安土桃山時代の貿易商、納屋助左衛門を中心に、堺(さかい)商人たちの姿を描く。
おうごんバット【黄金バット】
紙芝居の主人公。黄金の骸骨(がいこつ)マスクに赤マント姿が子供の人気を呼んだ。昭和5年(1930)秋、鈴木一郎作、永松健夫(本名、武雄)画によるものが最初。その後、昭和10年ごろまで多くの作者に...
おう‐じゃく【応迹】
《「おうしゃく」とも》仏語。仏・菩薩(ぼさつ)が世の人の素質に応じて仮に現した姿、体。
おう‐じん【応身】
《(梵)nirmāṇa-kāyaの訳語》仏の三身の一。世の人を救うため、それぞれの素質に応じてこの世に姿を現した仏。釈迦(しゃか)など。
おう‐そう【往相】
仏語。浄土に往生すること。その往生するまでの姿。⇔還相(げんそう)。
おうたいしバルタサールカルロスきばぞう【王太子バルタサールカルロス騎馬像】
《原題、(スペイン)El príncipe Baltasar Carlos a caballo》ベラスケスの絵画。カンバスに油彩。スペイン国王フェリペ4世の長男カルロスが、幼少期に前脚を上げた馬...