くも‐まい【蜘蛛舞】
《細い綱を渡る姿をクモに見立てていう》綱渡りの一種で、室町時代から江戸時代初めにかけて流行したもの。
くも・る【曇る】
[動ラ五(四)]《「雲」の動詞化》 1 空が、雲や霧などで覆われる。「どんよりと—・る空」 2 透明な物や光っていた物などが、他の物に薄く覆われたりさえぎられたりして、よく見通せない。輝きのない...
くらいえ【暗い絵】
野間宏の処女小説。昭和21年(1946)、文芸誌「黄蜂」に断続的に連載。翌昭和22年(1947)、同作を表題作とする作品集を刊行。左翼運動の弾圧が進む1930年代の暗い時代を背景に苦悩する学生た...
くらいかわ【暗い河】
《原題A Bend in the River》インド系英国人作家、ナイポールの長編小説。アフリカを舞台に、インド系移民の青年の姿を描く。1979年刊。ベストセラーとなり、ブッカー賞の候補になった。
くらいひ【暗い日】
《原題、(オランダ)De Sombere Dag》ブリューゲルの絵画。板に油彩。縦118センチ、横163センチ。黒雲に覆われた早春の空の下、薪用の木の枝を刈る農民の姿が描かれる。ウィーン美術史美...
クラウチング‐スタイル【crouching style】
スキーで滑降するときの姿勢。背中を丸めて、前かがみになり、風圧の抵抗を少なくするもの。また、野球で、前かがみのバッティングフォーム。
クラウチング‐スタート【crouching start】
陸上競技の短距離競走で、両手をほぼ肩幅に離して地につけ、両足を前後に開いてかがんだ姿勢から走り出すスタート法。→スタンディングスタート
くらまじし【鞍馬獅子】
歌舞伎舞踊。富本、のち清元。本名題「夫婦酒替奴中仲(みょうとざけかわらぬなかなか)」。中村重助作詞、名見崎徳治作曲。安永6年(1777)江戸市村座初演。義経が殺されたと聞いて狂乱する静御前に太神...
くらま・す【晦ます/暗ます】
[動サ五(四)] 1 居場所をわからないようにする。見つけられないように姿を隠す。「行方を—・す」「姿を—・す」 2 行為や事実をごまかす。たぶらかす。「人の目を—・す」
クリティカル‐うんよう【クリティカル運用】
ロケットで打ち上げられた人工衛星の初期動作を確認すること。軌道投入の成否、正常な姿勢制御、太陽電池パドルの展開など、一連の確認を行う。ふつう、この期間中は常時、追跡管制が行われ、次に観測機器の動...