げんぷく‐おとり【元服劣り】
元服して髪を結い上げると、以前に比べて容姿が劣って見えること。あげおとり。「御—の、ことのほかにせさせ給ひにしをや」〈大鏡・兼家〉
こいするかぞく【恋する家族】
三田誠広の青春小説。就職活動に奮闘する女子学生の姿を明るく描く。平成10年(1998)刊行。
こいぬのろくがやってきた【子犬のロクがやってきた】
中川李枝子の文、中川宗弥の挿絵による児童文学作品。友人が拾った子犬を引き取ることになった少年と家族の姿を、子犬の成長とともに描く。昭和54年(1979)刊行。
こいぬのワルツ【子犬のワルツ】
《原題、(フランス)Petit Chien》ショパンのピアノ曲集「三つのワルツ」の第1曲。変ニ長調。1846年から1847年にかけて作曲。自身の尾を追いかける子犬の姿に着想を得た作品。
こいのおもに【恋重荷】
謡曲。四番目物。世阿弥作。女御が自分を恋する庭守の老人に、重荷を持って歩いたら姿を見せようと伝えるが、老人は果たせずに死に、亡霊となって現れる。古曲「綾の太鼓」の改作。
こう【高】
[音]コウ(カウ)(呉)(漢) [訓]たかい たか たかまる たかめる [学習漢字]2年 〈コウ〉 1 位置がたかい。たかさ。「高層・高低/座高・標高」 2 等級・程度・価値などがたかい。「高...
こうおん‐てん【光音天】
《(梵)Ābhāsvara-devaの訳》色界第二禅天に属する天の一。ここにすむ天衆は音声を用いず、話すときは口から浄光を発して意を通じるという。密教では右手に蓮華を持ち、左手を腰におく姿に描か...
こうがく‐こうほう【光学航法】
宇宙探査機の航法システムの一。従来の電波を用いた軌道推定の手法に加え、探査機に搭載されたカメラで目標天体を撮影し、背景に写っている恒星の配置から自機の位置を推定し、進行方向や姿勢を制御する。オプ...
こうきょまえ‐ひろば【皇居前広場】
皇居正門の外側に位置する広場。皇居外苑の中心をなす区域で、クロマツが点在する芝生地と玉砂利を敷き詰めた広場から成る。江戸城のたたずまいを残す城門・濠(ほり)や皇居の森と調和し、独特な景観を創出し...
こうげい‐がし【工芸菓子】
雲平(うんぺい)や砂糖など、菓子の材料を用いて作る細工物。花鳥の姿を精巧に模したものが多い。