じっ‐そう【実相】
1 実際のありさま。ありのままの姿。「社会の—」 2 仏語。真実の本性。不変の理法。真如。法性(ほっしょう)。
じっそう‐むろ【実相無漏】
仏語。万物の真実の姿は、迷いを離れた清浄の境界(きょうがい)にあるということ。また、その境界。
じっ‐たい【実体】
1 そのものの本当の姿。実質。正体。「—のない想像上の人物」 2 《(ギリシャ)ūsia/(ラテン)substantia/(英)substance》多様に変化してゆくものの根底にある持続的、自己...
じっぽう‐ぐれ【十方暮れ】
1 暦注の一。甲申(きのえさる)から癸巳(みずのとみ)までの10日間の称。この間は十方の気がふさがり、万事に凶とされる。 2 空がどんよりと曇っていて暗いこと。途方に暮れることの形容にも用いる。...
じつ‐ぞう【実像】
1 反射・屈折した光が、実際に交わって作る像。凸レンズや凹面鏡では焦点より外側に物体を置いたときに生じる。⇔虚像。 2 人や物事の、表面的な名声・評判・うわさなどから知ることのできない本当の姿。...
じねん‐ほうに【自然法爾】
仏語。 1 もののありのままの姿が真理にのっとっていること。 2 浄土真宗で、阿弥陀仏の本願のはからいの中に包まれていること。
ジプシーかしゅう【ジプシー歌集】
《原題、(スペイン)Primer romancero gitano》ガルシア=ロルカの詩集。1928年刊行。グラナダの風土や民衆の姿を描いた18篇の詩編からなる。別邦題「ジプシーのロマンセ集」。
じゃ‐たい【蛇体】
蛇のからだ。蛇の姿・形。
ジャングルブック【The Jungle Book】
キップリングの長編小説。1894〜1895年刊。正・続あわせて15編からなり、8編はオオカミに育てられた少年モーグリがジャングルで動物仲間との交渉の中で成長していく姿を描く。
ジャンブケーシュワラ‐じいん【ジャンブケーシュワラ寺院】
《Jambukeswarar Temple》インド南部、タミルナドゥ州の都市ティルチラーパリにあるヒンズー教寺院。カーベリ川の中州の寺院都市スリランガムに位置する。五重の周壁に囲まれ、七つのゴー...