幅(はば)を利(き)か・せる
威勢を張る。いばる。幅をきかす。「サークル内で—・せる」 [補説]「幅を効かせる」と書くのは誤り。
ばん‐ざい【万歳】
[名](スル)《古くは「ばんぜい」。「ばんざい」は近代以降の読み方》 1 祝いや喜びの気持ちを込めて
を唱えること。多く、威勢よく両手を上げる動作を伴う。また、その動作のこともいう。「—を三唱...
ふっ‐か・ける【吹っ掛ける】
[動カ下一]《「ふきかける」の音変化》 1 息や霧状にした液体などを吹いて物にかける。「息を—・けて手を暖める」 2 威勢よくしかける。意気込んでしむける。「無理難題を—・ける」「けんかを—・け...
ぶ‐い【武威】
武力の威勢。また、武家の威光。「—を輝かす」「—を示す」
へい‐せい【兵勢】
軍隊の威勢。軍勢。
べらんめえ‐くちょう【べらんめえ口調】
東京下町の職人などの間で用いられた威勢のいい言葉の調子。べらんめえ言葉。→べらんめえ
ぼう‐い【暴威】
荒々しい勢い。乱暴な威勢。「台風が—をふるう」
まいど‐あり【毎度あり】
[感]《「あり」は「ありがとう」「ありがとうございます」の略》いつもありがとうございますの意で、客に対して商人が威勢よくいう礼の言葉。
みこし‐ふり【神輿振り】
《「みこしぶり」とも》 1 祭礼のとき、担いだ神輿を威勢よく振り動かすこと。 2 昔、比叡山延暦寺の僧徒が、朝廷に強訴するとき、日吉(ひえ)神社の神輿を先に立てて入京したこと。
みつ‐みつし
[枕]氏族名の「久米(くめ)」にかかる。「—久米の子らが」〈記・中・歌謡〉 [補説]「御稜威(みいつ)」を重ねて形容詞化した語で、威勢がよい、勇猛であるの意から武をつかさどる家の久米氏をほめたた...