かちいろ‐おどし【褐色威】
鎧(よろい)の威の一。褐色の組糸または染め革威。勝つ色威。勝つ糸威。
かついろ‐おどし【勝つ色威】
「かちいろおどし(褐色威)」に同じ。
からあや‐おどし【唐綾威】
鎧(よろい)の威の一。唐綾を細く畳み、芯に麻を入れて威したもの。
かわ‐おどし【革威】
鎧(よろい)の札(さね)を革ひもでつづり合わせること。また、その鎧。
かん‐い【寒威】
寒さの勢い。寒気の激しさ。「途次の—また察す可きなり」〈菊亭香水・世路日記〉
き‐おどし【黄威】
黄染めの糸・革を用いた鎧(よろい)の威。
きゅう‐い【球威】
球技で、球の勢い。特に、野球で、投手が打者に対して投げる球の威力。
きょ‐い【虚威】
うわべだけの威勢。からいばり。虚勢。「唯徒に政府の威光を張り…実なき—と云うものなり」〈福沢・学問のすゝめ〉
きょう‐い【脅威】
強い力や勢いでおびやかすこと。また、おびやかされて感じる恐ろしさ。「戦争の—にさらされる」「—を与える」「—を感じる」
くれない‐おどし【紅威】
鎧(よろい)の威(おどし)の一。紅色のなめし革や糸などでつづり合わせたもの。緋威(ひおどし)。べにおどし。