さ【娑】
⇒しゃ
さ‐ば【娑婆】
「しゃば(娑婆)」に同じ。「—のほかの岸(=彼岸)に至りてとくあひ見む」〈源・若菜下〉
さら【娑羅/沙羅】
《(梵)śālaの音写》「娑羅双樹(さらそうじゅ)」の略。しゃら。
しゃら【娑羅/沙羅】
⇒さら(沙羅)
さら‐じゅ【娑羅樹】
娑羅双樹の別名。
しゃら‐じゅ【娑羅樹】
⇒さらじゅ(娑羅樹)
さら‐そうじゅ【娑羅双樹】
1 フタバガキ科の常緑高木。高さ約30メートルに及び、葉は光沢のある大きな卵形。花は淡黄色で小さい。材は堅く、建築・器具用。樹脂は瀝青(れきせい)(チャン)の代用となり、種子から油をとる。インド...
しゃら‐そうじゅ【娑羅双樹】
⇒さらそうじゅ(娑羅双樹)
さら‐りん【娑羅林】
1 娑羅の木の茂った林。特に、釈迦の入滅した娑羅の林。しゃらりん。 2 今様(いまよう)の一種で、法文(ほうもん)の歌と同じく和讃(わさん)の曲節でうたうもの。しゃらりん。
しゃら‐りん【娑羅林】
⇒さらりん(娑羅林)