じんじ‐そしょう【人事訴訟】
人の身分関係の確定・形成を目的とする民事訴訟。人事訴訟法に規定する婚姻・養子縁組・親子関係などの事件を対象とする訴訟。
じんじそしょう‐ほう【人事訴訟法】
婚姻・実親子関係・養子縁組など人事訴訟に関する手続きについて、民事訴訟法の特例として定めた法律。平成15年(2003)制定。
せいどういつせいしょうがい‐とくれいほう【性同一性障害特例法】
《「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の略称》一定の条件を満たす性同一性障害者について、家庭裁判所が性別変更の審判を行うことを定めた法律。戸籍上の性別も変更され、新しい性別で婚姻す...
せいどてき‐ほしょう【制度的保障】
憲法上、個人の基本的人権には属さないが、一定の制度を保障することによって、内容的に国民の権利を保障する関係にあるもの。地方自治・婚姻・家族・私有財産制など。
籍(せき)を入(い)・れる
出生や養子縁組などで、すでにある戸籍にその人の名を入れる。また俗に、男女が婚姻届を出して新しい戸籍を作る。入籍する。
ぜに‐たなご【銭鱮】
コイ科の淡水魚。関東・東北地方の浅い池沼にすむ。全長約9センチ。体高が高く側扁が著しい。口ひげがなく、うろこは小さい。背部が緑褐色のほかは銀白色。秋の産卵期に雄は淡紅色の婚姻色を現す。ドブガイな...
そうかん‐こん【相姦婚】
姦通によって離婚された者または刑の宣告を受けた者が、姦通の相手方とする婚姻。民法旧規定では禁止していた。
そう‐せき【送籍】
[名](スル)民法の旧規定で、婚姻や養子縁組などにより、その人の戸籍を他家の戸籍に送り移すこと。
そつ‐こん【卒婚】
夫婦が、それぞれ独立して生活を営むこと。離婚を前提とする別居や家庭内離婚と異なり、互いに婚姻関係を継続する意思がある場合にいう。
ソロレート‐こん【ソロレート婚】
《sororate marriage》妻が死んだときに、夫が、妻の姉妹の一人と再婚する婚姻形態。アフリカのツワナ族、中央アジアのキルギス族などにその例が見られる。⇔レビレート婚。