おちょう‐めちょう【雄蝶雌蝶】
1 雌雄の蝶。 2 婚礼のとき、一対の銚子(ちょうし)や提子(ひさげ)につける、紙で折った雌雄の蝶。 3 婚礼のとき、2のついた銚子で三三九度の酌をする役の稚児。
かし‐いしょう【貸(し)衣装】
使用料を取って貸す洋服や和服。婚礼などの儀式用の他、パーティー・舞台用などがある。
か‐しょく【華燭/花燭】
1 華やかなともし火。「数十の—を灯(とぼ)し連ねたれば」〈竜渓・経国美談〉 2 結婚の席にともすともし火。また、婚礼。
かず‐の‐こ【数の子】
《「かど(鰊)のこ」の音変化から》ニシンの卵巣を塩漬けにしたり乾燥させたりした食品。「数の多い子」と子孫繁栄の意にとって、新年・婚礼などの祝儀に用いる。《季 新年》「—に老の歯茎を鳴らしけり/虚子」
かつら‐め【桂女】
1 京都の桂に住み、神功皇后を祭神とする伏見の御香宮(ごこうのみや)や石清水八幡宮に奉仕したという巫女(みこ)。祝い事のある貴族の邸へ行って祝言を述べ、後には疱瘡(ほうそう)や安産の守り札を売り...
か‐てん【嘉典】
婚礼などのめでたい儀式。嘉礼。
かど‐び【門火】
1 盂蘭盆(うらぼん)のとき、死者の霊魂を迎え送りするために門前でたく火。迎え火と送り火。《季 秋》 2 葬式で、死者を送り出すときに門前でたく火。 3 婚礼で、花嫁の乗り物が生家を出るときに門...
かり‐しゅうげん【仮祝言】
内輪で執り行う仮の婚礼。「—をあげる」
かん‐こん‐そう‐さい【冠婚葬祭】
日本古来の四大礼式、元服・婚礼・葬式・祖先の祭礼のこと。また、一般に、慶弔の儀式。
きしゅく‐にち【鬼宿日】
暦注の一。二十八宿の鬼宿にあたる日。最吉日で、婚礼以外は万事に大吉とされる。