ほうりつ‐こん【法律婚】
一定の法律上の手続きを経て成立する婚姻。→事実婚 →形式婚
みあい‐けっこん【見合(い)結婚】
見合い2によって知り合った男女が結婚すること。「—で結ばれる」
みかんせい‐こん【未完成婚】
結婚後も夫婦の間で、身体的・精神的理由により性交できない状態が継続していること。主な要因として、男性の性的不能、女性の性交痛などがある。
み‐こん【未婚】
まだ結婚したことがないこと。結婚の経験がないこと。⇔既婚。→非婚
むこいり‐こん【婿入り婚】
婚姻成立祝いを妻方であげ、以後、夫は妻方に住み込むか妻訪いの形で婚姻生活が営まれるもの。一定期間ののち夫方に移るので、一時的妻訪い婚ともいう。村内婚を基盤として、日本で古くから行われた。招婿(し...
よめいり‐こん【嫁入り婚】
婚姻成立の儀礼を夫方で挙げ、妻は初めから夫宅に居住する婚姻の方式。娶嫁(しゅか)婚。夫処(ふしょ)婚。→婿入(むこい)り婚
らん‐こん【乱婚】
婚姻制度の原初的形態として、社会進化論者によって想定された仮説。禁忌のない自由な性生活が行われたとして唱えられたもの。
り‐こん【離婚】
[名](スル)夫婦が生存中に法律上の婚姻関係を解消すること。日本では、協議離婚・調停離婚・審判離婚・裁判離婚の四種がある。 [補説]書名別項。→離婚
りこん【離婚】
色川武大の短編小説。昭和53年(1978)発表。同年、第79回直木賞受賞。
りゃくだつ‐こん【略奪婚】
1 結婚の相手としての女性を他部族から略奪してくる結婚形態。原始社会や未開民族で行われた。 2 俗に、夫または妻のいる人に求婚して成立した結婚のこと。