わすれられたこら【忘れられた子等】
稲垣浩監督による映画の題名。昭和24年(1949)公開。田村一二(いちじ)の著作を原作とし、特別学級の子供たちと教師の姿を描く。「手をつなぐ子等」と対をなす作品。
わずらわ・す【煩わす】
[動サ五(四)] 1 心配させる。悩ます。「子供のことでいろいろ心を—・す」 2 ほねをおらせる。面倒をかける。「雑用に—・される」「お手を—・しまして」 [動サ下二]「わずらわせる」の文語形。
わっぱ【童】
《「わらわ」の音変化》 1 子供をののしっていう語。また、子供。「道具捜しにまごつく—」〈露伴・五重塔〉 2 年少の奉公人。小僧。「傘を車の輪のように地上に廻して来る—もあれば」〈花袋・田舎教師...
わび‐こと【詫び事】
わびること。わび。謝罪。「やれ子供よ、母が誤りたればこそかくも—いたせども」〈浄・出世景清〉
わやく
[名・形動]《「おうあく(枉惑)」の音変化》 1 無理を言ったりしたりすること。また、そのさま。「随分—も遠慮なしに仰せらるる」〈露伴・寝耳鉄砲〉 2 子供などが悪ふざけをすること。また、そのさ...
わやく‐もの【わやく者】
無法者。また、いたずらっ子。「近き在所の子供にて…里一番の—」〈浄・柏崎〉
わらし【童】
(主に東北地方で)子供。わらべ。
わらべ【童】
《「わらんべ」の撥音の無表記から》子供。児童。わらわ。
わらべ‐うた【童歌】
昔から子供に歌いつがれてきた歌。また、子供に歌って聞かせる歌。遊びに伴うものが多い。手まり歌や数え歌など。
わらべ‐し・い【童しい】
[形][文]わらべ・し[シク]子供っぽい。子供じみている。「それも口まね—・しい」〈浄・薩摩歌〉