おとこ‐ぎれ【男切れ】
(多く打消しの語を伴う)わずかな男のけはい。男一人。男っ気。⇔女切れ。「夫妻に子供のほかは—なしと聞いて」〈蘆花・思出の記〉
おとこ‐の‐こ【男の子】
1 男性である子供。男児。 2 若い男性。「女の子」に対して、女性の側から言い出された語。
お‐としだま【御年玉】
新年を祝って贈る金品。主に子供や目下の者などに贈る。《季 新年》
お‐とっ‐ちゃん【御父ちゃん】
《「おととさま」の音変化》子供が甘えをこめて父親を呼ぶ語。
お‐とっ‐つぁん【御父つぁん】
《「おととさま」の音変化》子供が父を敬い、親しみをこめて呼んだ語。近世後期から中流以上の家庭で使われた。
おとな【大人】
1 成長して一人前になった人。 ㋐一人前の年齢に達した人。「入場料—200円、子供100円」⇔子供。 ㋑一人前の人間として、思慮分別があり、社会的な責任を負えること。また、その人。「—としての自...
おとな‐じ・みる【大人染みる】
[動マ上一]子供なのに言動が大人のようである。大人っぽくなる。「—・みたことを言う」
おとなっ‐ぽ・い【大人っぽい】
[形]外見や態度などが実際よりも大人に見える。「服装が急に—・くなる」⇔子供っぽい。 [派生]おとなっぽさ[名]
おとな‐なみ【大人並(み)】
[名・形動]子供ではあるが大人と同等であること。また、そのさま。「—な(の)食欲」「言うことは—だ」
お‐とん【御父】
《「おとうはん」の変化した語》関西系方言で、子供が父親を呼ぶ語。また、妻が夫を呼ぶ語。