いい‐ならわ・す【言(い)習わす】
[動サ五(四)] 1 世間で慣習として言う。「業界で—・してきた符丁」 2 口癖に言う。「十七才なれども、子細あって十六才と—・してあり」〈人・英対暖語・初〉
いり‐わけ【入(り)訳】
こみいった事情。いきさつ。子細。「これにはちょっとした—があった」〈露伴・プラクリチ〉
お‐へや【御部屋】
1 「部屋」の尊敬語・美化語。 2 宮中で、局(つぼね)の下に属し雑役をした女。 3 貴人の妾(めかけ)。おへやさま。「たとへ—にもせよ、傾城(けいせい)遊女を屋敷へ入れてはよその聞え」〈伎・幼...
きょ‐めい【虚名】
1 実力以上の評判や名声。「—を博する」 2 事実とは違っている悪いうわさ。「事の子細を陳じ申さば、—遂に消えて」〈太平記・一四〉
く‐がい【公界】
1 表向き。晴れの場所。公儀。「述懐は私事(わたくしごと)、弓矢の道は—の義」〈太平記・一九〉 2 世間。人なか。人前(ひとまえ)。「何事が起こった。こりゃここは—ぢゃぞ」〈浄・生玉心中〉 3 ...
グリッド‐さいぼう【グリッド細胞】
⇒格子細胞
この‐あいだ【此の間】
1 過去の1日をさす。先日。こないだ。「—の日曜日」 2 過去の数日をさす。このところ。ちかごろ。「—は別行の子細あって」〈謡・葵上〉 3 近いうち。「—にお出でなんしえ」〈洒・通言総籬〉
さる【然る】
[連体]《動詞「さ(然)り」の連体形から》 1 名称や内容を具体的に示さずに、人・場所・物事などを漠然とさしていう語。ある。「—人の紹介」「—子細があって」 2 (前の事柄を受けて)そのような。...
さる‐あいだ【然る間】
[接]さて。そこで。「—立願の子細ありて」〈伽・のせ猿〉 [連語]そうするうちに。そのうち。「—に、思ひはいやまさりにまさる」〈伊勢・四〇〉
じ‐こ【事故】
1 思いがけず生じた悪い出来事。物事の正常な活動・進行を妨げる不慮の事態。「—を起こす」「—に遭う」「飛行機—」 2 事柄の発生した理由。わけ。子細(しさい)。「止む事を得ずこれを許可し—を三家...