キリル‐もじ【キリル文字】
9世紀、ギリシャ人宣教師キュリロス(Kyrillos。ロシア名キリル)が、ギリシャ文字をもとに作成した文字。現在のロシア文字はこれを多少改修したもの。
きれ‐じ【切れ字】
連歌・俳諧の発句で、句中または句末に用いて、句に曲折をもたせたり、特別に言い切る働きをしたりする語。終助詞や用言の終止形・命令形などが多い。「や」「かな」「けり」など。
きれじ‐じゅうはちじ【切れ字十八字】
連歌・俳諧で秘伝とされた18の切れ字。かな・もがな・し・じ・や・らん・か・けり・よ・ぞ・つ・せ・ず・れ・ぬ・へ・け・に。このうち、「せ」「れ」「へ」「け」は動詞の命令形語尾、「し」は形容詞語尾で...
きん‐じ【金字】
金色の文字。特に、金泥で書いた文字。金文字。
きん‐もじ【金文字】
金泥・金粉・金箔(きんぱく)などで書いた金色の文字。金字。
ぎ‐じ【義字】
表意文字のこと。意字(いじ)。⇔音字(おんじ)。
ギリシャ‐じゅうじ【ギリシャ十字】
十字形の一つで、縦と横の長さが等しく、それぞれの中央で交差しているもの。
ギリシャ‐もじ【ギリシャ文字】
ギリシャ語を書き表すのに用いられる表音文字。前9世紀ころ、古代ギリシャ人がセム系の文字であるフェニキア文字を借用し、改良を加えてつくった。普通は24字。ローマ字・ロシア文字のもととなった。 [補...
ぎん‐もじ【銀文字】
銀泥・銀粉・銀箔(ぎんぱく)などで書いた銀色の文字。銀字。
くぎり‐もじ【区切り文字】
⇒デリミター