いち‐もんじ【一文字】
1 一つの文字。一字。 2 「一」の字のように横にまっすぐなこと。真一文字。「口を—に結ぶ」 3 わき目もふらずに物事をすること。「朋子は泥濘(ぬかるみ)の道を—に歩いて行く」〈森田草平・煤煙〉...
いちもんじ【一文字】
刀工の一派。また、その作品の称。中子(なかご)に「一」の銘がある。一文字派。
いっせん‐いちじ【一銭一字】
「一字3」に同じ。
いっ‐ていじ【一丁字】
《「丁」は「个(か)」の篆書(てんしょ)を誤ったもの。「个」は個・箇の意》1個の文字。一字。
いつ‐もじ【五文字】
1 五つの文字。ごもじ。 2 和歌や俳句の最初の5音。初句。
い‐もじ【い文字】
「烏賊(いか)」の女房詞。
いれ‐もじ【入れ文字】
和歌の中に特定の文字を隠して詠み入れること。例えば「うつせみ」を詠み込んだ「波のうつ瀬見れば玉ぞ乱れける拾はば袖にはかなからむや」〈古今・物名〉の類。
いんきょ‐もじ【殷墟文字】
⇒甲骨文字(こうこつもじ)
いん‐じ【印字】
[名](スル) 1 タイプライターやパソコンのプリンターなどで、紙などに文字や符号を打ち出すこと。また、その文字や符号。 2 印章の文字。
いん‐じ【韻字】
1 漢詩文で、句末で韻を踏んでいる字。 2 連歌・俳諧で、句末を結ぶ言葉。→留め