1. 一つの文字。一字。

  1. 「一」の字のように横にまっすぐなこと。真一文字。「口を—に結ぶ」

  1. わき目もふらずに物事をすること。

    1. 「朋子は泥濘 (ぬかるみ) の道を—に歩いて行く」〈森田草平煤煙

  1. 鎧 (よろい) の背の押付 (おしつけ) の板化粧の板の高さを平均させるために入れる薄い板。

  1. 掛け軸で、書画の上下につける綾・錦などの細長い布。

  1. 演劇で、舞台上部につるす横長の木綿の黒布。上部の舞台装置の目障りになる部分観客の目から隠すとともに、舞台面に締まりをつける。

  1. 一文字笠」の略。

  1. 錦絵などの拭暈 (ふきぼかし) の一。細く一の字形空色、朝日などのぼかしを出す。

刀工一派。また、その作品の称。中子 (なかご) に「一」の銘がある。一文字派。

出典:青空文庫

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2023年7月