かけ‐じ【掛(け)字】
床の間などに掛ける、文字を書いた掛け軸。また、広く、掛け軸をいう。
かけ‐じ【欠(け)字】
1 文章・語句中で、文字、また、その一部が欠けていること。また、その文字。欠字(けつじ)。 2 「欠画(けっかく)」に同じ。
かご‐じ【籠字】
「双鉤(そうこう)2」に同じ。
かさね‐じ【重ね字】
「踊り字」に同じ。
かしら‐じ【頭字】
1 語句・文章・人名などの、初めの文字。 2 「頭文字(かしらもじ)1」に同じ。
かしら‐もじ【頭文字】
1 欧文で、姓名のつづりの最初の文字。かしら字。イニシャル。 2 欧文で、文章の始まりや地名・姓氏などの固有名詞の最初に使う大形の字体。キャピタル。大文字。
か‐じ【花字】
「花押(かおう)」に同じ。
か‐じ【華字】
中国の文字。漢字。「—紙」
かた‐じ【片字】
1 名前の中の一字。片名。「先輩高名の女郎の—をとり、新造の女郎にあやからしめん」〈色道大鏡・一一〉 2 書道で、字画の一部を省略して略字としたもの。
かた‐みょうじ【片名字】
江戸時代、文書に名字や官職名を略して記すこと。「高木伊勢守」を「高伊勢」「高伊」とする類。あて名に用いて、相手に対する敬意を表した。