むてっ‐ぽう【無鉄砲/無手法】
[名・形動]《「むてんぽう(無点法)」、または「むてほう(無手法)」の音変化という。「無鉄砲」は当て字》是非や結果を考えずにむやみに行動すること。また、そのさまや、そのような人。むこうみず。「—...
む‐ひつ【無筆】
文字の読み書きができないこと。「手紙を書こうにも御存じの—だろう」〈漱石・道草〉
む‐ほん【謀反/謀叛】
[名](スル) 1 時の為政者に反逆すること。国家・朝廷・君主にそむいて兵を挙げること。律の八虐の規定では国家に対する反逆をいい、「謀叛」の字を用い、謀反(むへん)、謀大逆(ぼうたいぎゃく)に次...
むみ‐かんそう【無味乾燥】
[名・形動]おもしろみも風情もないこと。また、そのさま。「—な数字の羅列」
むやみ【無闇/無暗】
[名・形動] 1 結果や是非を考えないで、いちずに物事をすること。また、そのさま。「—な約束はしない方がよい」「なぜそんな—をした」〈漱石・坊っちゃん〉 2 物事の状態が度を超えて甚だしいさま。...
むり‐しき【無理式】
根号の中に文字が含まれている代数式。⇔有理式。
むり‐やり【無理遣り/無理矢理】
[副]《「矢理」は当て字》無理と知りながら、強引に行うさま。「ドアを—こじ開ける」「—に飲ませる」
むろ【榁/杜松】
植物ネズの古名。「うすにびの紙にて、—の枝につけ給へり」〈かげろふ・中〉 [補説]「榁」は国字。
むろ‐あじ【室鰺/鰘】
アジ科の海水魚。全長約40センチ。体はやや細長く、ぜんごとよぶ硬いうろこが尾部にしかない。体側中央に赤褐色の縦帯がある。本州中部以南に産し、マアジより暖海を好む。よく似て尾びれの赤いものはオアカ...
め‐あき【目明き】
1 目の見える人。 2 文字の読める人。また、道理をわきまえている人。 3 道具の真の価値を見分ける眼力のあること。また、その人。