こ‐けい【孤閨】
ひとり寝の部屋。転じて、夫の長い留守の間、妻がひとりで暮らすこと。
孤閨(こけい)を守(まも)・る
夫の長い不在、または死別により、妻がひとりで家を守る。
こ‐けん【孤剣】
ひとふりの剣。また、1本の剣だけで、他の武器を持たないこと。 [補説]書名別項。→孤剣
こけん【孤剣】
藤沢周平による時代小説シリーズ「用心棒日月抄」の第2作。昭和53年(1978)から昭和55年(1980)、おもに「小説新潮」誌に断続的に連載。単行本は昭和55年(1980)に刊行。
こ‐げつ【孤月】
ものさびしく見える月。「—東嶺を離れて鮮光万里を照らす」〈菊亭香水・世路日記〉
こ‐こう【孤高】
[名・形動]俗世間から離れて、ひとり自分の志を守ること。また、そのさま。「—を持(じ)する」「—な(の)人」
ここうのひと【孤高の人】
新田次郎による長編の山岳小説。単独登山で知られた社会人登山家、加藤文太郎の生涯を描く。昭和44年(1969)刊行。
こ‐ざ【孤座/孤坐】
[名](スル)独りで座っていること。独座。「書斎に—している時にくらべると」〈荷風・濹東綺譚〉
こ‐ざん【孤山】
一つだけぽつんと離れている山。
こ‐しゅう【孤愁】
ひとりでもの思いにふけること。また、その思い。「—の思い」 [補説]書名別項。→孤愁