こしゅう【孤愁】
《原題、(スペイン)Soledades》スペインの詩人、ゴンゴラの長編詩。第一部のみを1613年に発表。隠喩に満ちた難解な表現は当時のスペインの文壇に大きな文学論争を巻きおこした。別邦題「孤独」。
こ‐しゅう【孤舟】
一つだけぽつんと浮かぶ舟。
こしゅうのきし【孤愁の岸】
杉本苑子の歴史小説。江戸時代の濃尾平野の治水事業を題材にした作品。昭和37年(1962)刊行。同年、第48回直木賞受賞。
こ‐しょう【孤掌】
片方の手のひら。「—鳴らしがたし」
こ‐しょう【孤松】
ただ1本生えている松。一本松。
孤掌(こしょう)鳴(な)らし難(がた)し
《片方の手のひらだけでは、手を打ち鳴らせないところから》人間は一人だけでは生きられないこと、事をなしとげられないことのたとえ。孤掌鳴らず。
こ‐しょく【個食】
1 (「孤食」とも書く)家庭で、家族が団欒(だんらん)することなく、一人で食事をすること。また、一人一人がばらばらの時間に食事をとること。→共食2 2 一人分や一食分に小分けされた食事のこと。「...
こ‐しん【孤身】
頼るところのない、孤独の身。
こ‐じ【孤児】
1 両親のいない子。みなしご。孤子(こし)。「天涯の—」 2 仲間のない人。「文壇の—」
こじ‐いん【孤児院】
身寄りのない児童を収容して養育する施設。昭和22年(1947)児童福祉法の制定によって養護施設と改称。