こうぶん‐ぼく【好文木】
《晋の武帝が学問に親しむと花が開き、怠ると開かなかったという故事から》梅の別名。《季 春》
こうろう‐の‐がく【黄老の学】
黄帝と老子を祖とする道家の学問の総称。「老子」の思想に基づき、無為を尊ぶ前漢初期の政治思想をさす。
こう‐ろん【公論】
1 世間一般の人々の意見。世論。「万機—に決すべし」 2 公平で偏らない議論。正論。「経済の—に酔て仁恵の私徳を忘るる勿れ」〈福沢・学問のすゝめ〉
こう‐ろん【講論】
物事の道理を説き明かし論じること。講義や議論。「都会の学校に入て読書—の様子を見れば」〈福沢・学問のすゝめ〉
こ‐きこう【古気候】
過去の気候。現在の気候に対し、特に地質時代の気候を指す。繰り返し起きた氷期や間氷期をはじめ、過去の気候変動を研究する学問分野は古気候学とよばれる。
こきこう‐がく【古気候学】
過去の気候変動を研究する学問分野の一。南極の氷床コア、湖の堆積物の花粉分析、樹木の年輪などから気温や二酸化炭素濃度などを類推すること。
こく‐がく【国学】
1 江戸中期に興った、文献学的方法による古事記・日本書紀・万葉集などの古典研究の学問。儒教・仏教渡来以前の日本固有の文化を究明しようとしたもの。漢学に対していう。契沖(けいちゅう)を先駆とし、荷...
こくご‐がく【国語学】
日本語を研究対象とする学問。日本語の音韻・文法・語彙・文字・文体・方言などについて歴史的・地理的に、また、個別的・体系的に研究する。
こくそう‐いん【穀倉院】
平安時代、京都にあった朝廷の穀物倉庫。畿内諸国の調銭や、無主の位田・職田(しきでん)・没官(もっかん)田などの米穀を納めておいて、年間の供応の食料、貧民救済、学問料に充てた。
こく‐ぶんがく【国文学】
日本の文学。また、それを研究する学問。国文。「—科」