ベル【John Stewart Bell】
[1928〜1990]英国の物理学者。北アイルランド出身。ハーウェル原子力研究所を経て、1960年からCERNに勤務し、素粒子物理学の理論的研究と加速器の設計に従事。1964年、量子論では局所実...
ベルグソン
中沢臨川によるフランスの哲学者ベルクソンの評伝。大正3年(1914)刊行。
ベル‐の‐ふとうしき【ベルの不等式】
量子力学において、量子もつれが存在する場合に不成立となる不等式。1960年代に英国の物理学者ジョン=ベルが導出。その後、アラン=アスペをはじめ、一か所で同時に発生した二つの光子の偏光の向きや電子...
ベルリン‐しょくぶつえん【ベルリン植物園】
《Botanischer Garten und Botanisches Museum Berlin》ドイツの首都ベルリンにある植物園。市街南西郊に位置する。17世紀に開設された宮廷のための果樹園...
べんご‐かがく【弁護科学】
利害が対立する関係者が、それぞれの主張を裏付けるために、異なる科学者による異なる科学的知見を利用すること。弁護的科学。→共同事実確認
ベン‐ず【ベン図】
《Venn diagram》集合の関係をわかりやすくするため、全体集合を長方形で、部分集合を円で表した図。英国の論理学者ベン(J.Venn)が創始。
ベンチュリ‐こうか【ベンチュリ効果】
流体力学の効果の一。流体の流れの断面積を狭めて流速を増加させると、圧力が低い部分が作り出される現象のこと。流量を一定にした場合のベルヌーイの定理から導かれる。流量を測定するベンチュリメーター、車...
ベンチュリ‐メーター【Venturi meter】
流量を測定する装置の一。管の途中に狭い部分を設け、流体の圧力差の測定から流量を求める。イタリアの物理学者G=B=ベンチュリが創案。ベンチュリ計。
べん‐もう【便蒙】
《童蒙に便ならしめる意から》初学者にわかりやすいように書いた書物。手引書。
べんろんじゅつきょうてい【弁論術教程】
《原題、(ラテン)Institutio Oratoria》1世紀ごろのローマの弁論学者、クインティリアヌスの著作。弁論家養成の入門書で、全12巻。95年ごろ成立。