マヌティウス【Aldus Manutius】
[1449〜1515]イタリアの古典学者・印刷業者。ギリシャ古典の印刷・保存を志し、ベネチアに印刷所を設立して多数の古典を刊行。ルネサンス運動に貢献した。またアルドという今日のイタリックのモデル...
マネタリスト【monetarist】
通貨供給や金利操作などの金融政策の重要性を主張する経済学者。主唱者は経済学者ミルトン=フリードマンらで、マネタリストの考え方は「新貨幣数量説」とも呼ばれる。ケインズ学派とは立場を異にし、1980...
マネーフロー‐ぶんせき【マネーフロー分析】
資金循環分析。国民経済における貨幣の流れには、財貨・サービスなど実物取引に伴うものと、預金・有価証券・債権・債務などの金融取引に伴うものとの二つの流れがある。これらの貨幣の流れを実物および金融取...
マハレさんかい‐こくりつこうえん【マハレ山塊国立公園】
《Mahale Mountains National Park》タンザニア西部にある国立公園。キゴマの南約100キロメートル、タンガニーカ湖東岸の突出部に位置し、ンクングェ山を中心に、森林が広が...
まひるのプリニウス【真昼のプリニウス】
池沢夏樹の小説。平成元年(1989)刊行。女性火山学者が、恋人との関係や物語ることの意味を問い直していく姿を描く。
マランゴニ‐こうか【マランゴニ効果】
自由表面において、液体の温度や濃度が場所によって異なる場合に、表面張力の差が生じる現象。マランゴニ対流の直接的な要因となる。イタリアの物理学者カルロ=マランゴニによって見出され、米国のウィラード...
マランゴニ‐たいりゅう【マランゴニ対流】
液体表面の表面張力が場所によって異なる場合に自発的に生じる対流。液体の温度や濃度が異なると表面張力が変化することをマランゴニ効果といい、この効果が直接的な要因となって液面に水平の方向に力が発生し...
マリュス‐の‐ていり【マリュスの定理】
波面に垂直な光線束は、等方性をもつ媒質中で何度反射や屈折を繰り返しても、波面に垂直であるという定理。19世紀初頭、フランスの物理学者エティエンヌ=ルイ=マリュスが発見。光線のマリュス則。
マルクシアン【Marxian】
マルクス主義学者。マルクス主義者。マルキシスト。
マルコフ‐かてい【マルコフ過程】
次に起こる事象の確率が、現在の状態のみによって決まり、過去の振る舞いに一切依存しない確率過程。ランダムウオークなどの物理現象の時間発展に見られる。ロシアの数学者A=マルコフが考案。