ロレンチーニ‐きかん【ロレンチーニ器官】
サメやエイの仲間がもつ感覚器官。他の生物の筋肉などが発する微弱な電流を感知する。頭部の体表面に分布。18世紀にイタリアの医師・生物学者ステファノ=ロレンチーニが発見。ロレンチーニ瓶。
ろん【論】
1 物事の筋道を述べること。また、その述べたもの。意見。「—の立て方がおかしい」「—が分かれる」「人生—」 2 意見をたたかわすこと。議論。論議。「—の外(ほか)だ」「水掛け—」 3 インドの仏...
ろんごこうぎ【論語講義】
幕末・明治の漢学者、根本通明の著書。明治39年(1906)刊行。
ローレンス【Thomas Edward Lawrence】
[1888〜1935]英国の考古学者・軍人。アイルランド生まれ。イラクの遺跡発掘などに参加。第一次大戦中、トルコ領内のアラビア人の独立運動を指導し、「アラビアのローレンス」とよばれた。著「知恵の...
ワイスマニズム【Weismannism】
《ドイツの生物学者A=ワイスマンが唱えたところから》⇒ネオダーウィニズム
ワイズ‐スペンディング【wise spending】
「賢い支出」という意味の英語。経済学者のケインズの言葉。不況対策として財政支出を行う際は、将来的に利益・利便性を生み出すことが見込まれる事業・分野に対して選択的に行うことが望ましい、という意味で...
ワイセンベルク‐こうか【ワイセンベルク効果】
粘弾性を示す液体に見られる現象の一。コロイド溶液や高分子溶液の液面に棒を立てて回転させた時に、液体が棒にまとわりついて、はい上がろうとする現象を指す。1947年にオーストリアの物理学者K=ワイセ...
ワインバーグサラム‐りろん【ワインバーグサラム理論】
《Weinberg-Salam theory》電磁相互作用と弱い相互作用を一つのゲージ理論で統一的に記述する理論。中性カレント、ウイークボゾンの予言など、実験で確かめられている。米国の物理学者ワ...
わかれたるつまにおくるてがみ【別れたる妻に送る手紙】
近松秋江の中編小説。明治43年(1910)4月から7月にかけて「早稲田文学」誌に連載。妻に愛想を尽かされた売れない文学者を主人公とする私小説。続編に「疑惑」「執着」がある。
わかんごううん【和漢合運】
江戸時代の数学者、吉田光由の著作「和漢編年合運図」の通称。正保2年(1645)刊行。