カーマン‐ライン【Kármán line】
国際航空連盟(FAI)によって定められた、宇宙空間と地球の大気圏との境目。海抜高度100キロメートル。名称は、ハンガリーの航空工学者カルマンに由来する。カルマンライン。カルマン線。
ガイア‐りろん【ガイア理論】
地球上において、大気や地殻などの自然環境と、動植物などの生物が相互に影響し合うことで、地球という惑星が一つの大きな生命体のように活動していると見なす理論。英国の科学者ラブロックが提唱した。ガイア...
ガイスラー‐かん【ガイスラー管】
放電管の一。管内の真空度は水銀柱数センチから数ミリ程度で、真空放電の実験やスペクトル研究、簡易な真空計に使用。ドイツの技師ガイスラー(Heinrich Geissler)が物理学者プリュッカー(...
ガウス‐しょう【ガウス賞】
社会生活への数学の応用に関して貢献のあった研究者に与えられる賞。国際数学連合(IMU)とドイツ数学者連合が2002年に創設。表彰は4年に一度で、2006年の第1回は伊藤清が受賞。名称はドイツの数...
がく【学〔學〕】
[音]ガク(呉) [訓]まなぶ [学習漢字]1年 1 まなぶ。「学園・学校・学習/苦学・見学・独学・晩学・勉学・留学」 2 学問。「学術・学派/科学・漢学・研学・語学・雑学・実学・浅学・哲学・博...
がく‐さい【学債】
《「学校債券」の略》学校、特に大学が、入学者また父母に発行する債券。
がく‐し【学士】
1 大学などの卒業者に与えられる学位。 2 学問をする人。学者。「開師、三宅石庵は王陽明の風な—ぢゃが」〈胆大小心録〉 3 律令制で、皇太子に経書を講じた東宮(とうぐう)坊の職員。東宮学士。「東...
がくしゅうせい‐むりょくかん【学習性無力感】
努力を重ねても望む結果が得られない経験・状況が続いた結果、何をしても無意味だと思うようになり、不快な状態を脱する努力を行わなくなること。米国の心理学者マーティン=セリグマンが1967年に発表した...
がく‐じ【学地】
《「がくち」とも》仏語。悟りを得るためにまだ修行を必要とする境界。小乗仏教では、無学に達していない有学者の境地。
がく‐ひ【学匪】
学問や知識を用い、民心を惑わし社会に悪影響をおよぼす学者・教育者や学生。 [補説]もとは中国で清末・中華民国政権のころ、革命思想に染まった学生を批判してこう呼んだ。