ばんか【挽歌】
原田康子の長編小説。昭和30年(1955)から昭和31年(1956)にかけて、北海道釧路の同人誌「北海文学」に連載。昭和31年(1956)12月に単行本刊行。ベストセラーとなり、第8回女流文学者...
ばんぎく【晩菊】
林芙美子の小説。昭和23年(1948)、「別冊文芸春秋」に発表。同年の第3回女流文学者賞を受賞。成瀬巳喜男監督により映画化されている。
バンクス‐しょとう【バンクス諸島】
《Banks Islands》南太平洋、ニューヘブリディーズ諸島北部の島々。バヌアツ領。ガウア島・バヌアラバ島という二つの火山島をはじめ、大小七つの島で構成される。名称は、J=クックの航海に同行...
バンクス‐とう【バンクス島】
《Banks Island》カナダ北部、ノースウエスト準州の北極海諸島最西端の島。本土とはアムンゼン湾で隔てられ、東のビクトリア島とプリンスオブウェールズ海峡を挟んで相対する。名称は、英国の植物...
万人(ばんにん)の万人(ばんにん)に対(たい)する戦(たたか)い
英国の哲学者ホッブズの言葉。自然状態では人間は利己的で、自分の利益のため互いに闘争するということ。
バン‐ほう【VAN法】
《VAN method》地電流の変化に着目して地震の予知を行う方法。1980年代にギリシャの物理学者らが開発。複数の地点で地電位の変化を観測し、地震の前兆とされる特有の電気信号を捉えることにより...
バーナード‐せい【バーナード星】
蛇遣い座にある、固有運動が全天で一番大きい恒星。実視等級9.5等。距離は5.9光年。代表的な高速度星の一つとして知られ、毎年10.3秒移動する。1916年に米国の天文学者エドワード=バーナードが発見。
バーニヤ【vernier】
《「バーニア」とも》長さ・角度などの測定器で、主尺の一目盛り以下の端数を読み取るための補助をする尺。主尺の10分の1あるいは20分の1の目盛りを刻んである。フランスの数学者ベルニエ(Pierre...
バーネット‐こうか【バーネット効果】
磁性体が高速で回転することで磁化する現象。回転軸の方向に磁化され、その大きさは回転の角速度に比例する。磁気回転効果の一つで、1914年に米国の物理学者S=バーネットが発見。
パウル【Hermann Paul】
[1846〜1921]ドイツの言語学者。青年文法学派の中心的指導者の一人で、歴史言語学の原理と方法に関して大きな業績をあげた。著「言語史原理」など。