がいき‐けん【外気圏】
大気圏の最も外側の層。地上500キロ以上。この領域からは気体分子の宇宙空間への逸出が可能。外圏。
がいてん‐せつ【蓋天説】
古代中国で行われた宇宙構造観。方形平面の地を、円形で笠状の天がおおっているとみる説。
がいぶ‐せんりょう【外部線量】
外部被ばくによる放射線の吸収線量。透過力の強いγ線、中性子線、宇宙線などの荷電粒子の線量から求められる。→内部線量
がいぶ‐ねんりょうタンク【外部燃料タンク】
航空機や車両などの外側に装備され、積載した燃料を本体のエンジンに供給する装置。ET(external tank)。 [補説]スペースシャトルの外部燃料タンクは、打ち上げ時にオービターの腹側に取り...
ガス‐うん【ガス雲】
宇宙空間で、水素などのガスが集まって雲のようになったもの。大きく成長すると、中心部で原始星が形成される。
ガンマせん‐てんもんがく【γ線天文学/ガンマ線天文学】
宇宙から来るγ線を観測し、天体や宇宙物理現象を研究する天文学の一分野。数百キロ電子ボルトから数十ギガ電子ボルトのγ線は主に人工衛星や気球で観測が行われる。100ギガ電子ボルト以上のγ線は超高エネ...
ガンマせん‐バースト【γ線バースト/ガンマ線バースト】
強力なγ線が極めて短時間で爆発的に放射される現象。1960年代から知られているが、その発生源、および発生機構は明らかになっていない。1990年代後半以降、観測精度が向上し、銀河系内ではなく宇宙の...
き【気〔氣〕】
[音]キ(漢) ケ(呉) [学習漢字]1年 〈キ〉 1 息。「気管・気息/一気・呼気・口気」 2 ガス体。「気圧・気化・気体/外気・換気・空気・香気・湿気・臭気・瘴気(しょうき)・蒸気・冷気」...
き‐かん【帰還】
[名](スル) 1 遠方から帰ってくること。特に、戦場などから基地・故郷などに帰ること。「宇宙から無事—する」「—兵」 2 (「饋還」とも書く)「フィードバック」に同じ。
きこうへんどう‐かんそくえいせい【気候変動観測衛星】
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が推進する地球環境変動観測ミッション(GCOM(ジーコム))における2種類の観測衛星の一。250メートル分解能をもつ多波長光学放射計により、雲・エアロゾル・海色・...