コマンダー【commander】
《命令する人の意》 1 指揮官。司令官。 2 宇宙船の船長。特に、国際宇宙ステーションの船長・責任者。
コロンバス【Columbus】
国際宇宙ステーションの一部を構成する欧州の実験棟。ESA(欧州宇宙機関)が開発し、2008年に打ち上げられた。
コンステレーション‐けいかく【コンステレーション計画】
《constellation program》NASA(米国航空宇宙局)が進めていた宇宙開発計画。2004年にブッシュ大統領が発表。2010年のスペースシャトル計画終了後、旧来のロケット技術に...
こんてん‐せつ【渾天説】
中国古代の宇宙構造理論。天地は卵の殻と黄身のような関係にあるとみる説。天体を球状と考え、その運動を測定する天文学的関心によって作られたもの。→蓋天説(がいてんせつ)
コンプトン‐ガンマせんかんそくえいせい【コンプトンγ線観測衛星/コンプトンガンマ線観測衛星】
1991年4月、NASA(米航空宇宙局)がスペースシャトルを使って打ち上げたガンマ線観測衛星。名称は宇宙線の研究で知られる米国の物理学者アーサー=コンプトンに由来する。四つのガンマ線検出器を搭載...
コービー【COBE】
《Cosmic Background Explorer》1989年にNASA(米航空宇宙局)が打ち上げた宇宙背景放射探査機。宇宙背景放射の正確な全天地図の作成、スペクトルの詳細な観測、遠赤外線を...
ゴルディロックス‐ゾーン【Goldilocks zone】
宇宙における、生命の進化に適した領域。前提として生命の存在に適したハビタブルゾーン内にあり、さらに生命の進化を可能とする環境が数億年から十数億年にわたって維持されることが必要となる。名称は英国の...
さいこうエネルギー‐うちゅうせん【最高エネルギー宇宙線】
⇒極高エネルギー宇宙線
さいしゅう‐さんらんめん【最終散乱面】
現在観測される宇宙背景放射の放出面。ビッグバン以来、膨張を続ける宇宙の歴史において、電磁波が初めて自由に伝播できるようになった宇宙の晴れ上がりの時期に、黒体放射がなされた面のこと。
さい‐とつにゅう【再突入】
[名](スル)地球の大気圏外に打ち上げられた宇宙船や人工衛星が、再び地上に戻るために地球大気圏に突入すること。宇宙船や人工衛星が再突入により地球大気から受ける動圧加重と空力加熱などが問題となる。