マーズ‐ごひゃく【MARS500】
火星への有人飛行を目指して行われた模擬実験。閉鎖環境で共同生活を行い、精神面・身体面の変化や不調などを調査するもの。2010年、欧州宇宙機関(ESA)とロシアの医療機関がモスクワに閉鎖施設を設置...
みうら‐おり【三浦折り】
《多く「ミウラ折り」と書く》宇宙工学者の三浦公亮(こうりょう)が考案した平面の折りたたみ方。折り目は平行四辺形が連続した形になり、一方向に引くだけで開閉ができる。携帯用の地図や人工衛星の太陽電池...
みお
JAXA(ジャクサ)(宇宙航空研究開発機構)とESA(欧州宇宙機関)が共同で進める水星探査計画ベピコロンボにおける、水星磁気圏探査機MMOの愛称。JAXAは開発と運用を担当。MPO(水星表面探査...
ミクロコスモス【(ドイツ)Mikrokosmos】
小宇宙。→マクロコスモス [補説]作品名別項。→ミクロコスモス
みちびき
内閣府の運用する準天頂衛星システムの愛称。複数の衛星を天頂方向に配し、都市部のビルや山間部の樹木といった遮蔽物の影響を受けにくい精度の高いGPSサービスを提供する。→ビル陰 [補説]JAXA(ジ...
ミニマム‐サクセス【minimum success】
主に宇宙科学の分野における、目標に対する達成基準の一。難易度により設定された三段階の基準のうち、第一段階にあたり、最低限の目標を達成すること。→フルサクセス →エキストラサクセス
ミューオン‐トモグラフィー【muon tomography】
宇宙線が大気分子と衝突することによって生じるミュー粒子(ミューオン)の高い透過性を利用し、X線写真のように火山や巨大構造物の内部などを非破壊で透視する手法。ミューオン断層写真術。ミューオンラジオ...
ミュー‐ちゅうかんし【μ中間子/ミュー中間子】
μ粒子のこと。1937年に宇宙線の中から発見され、当初は核力を仲介する中間子の一つとみなされた。後に誤りであることがわかり、この名称は現在使われていない。
ミューファイブ‐ロケット【M-Ⅴロケット】
ISAS(宇宙科学研究所、現JAXA)、日産自動車宇宙航空事業部(現IHIエアロスペース)が開発した世界最大級の三段式大型固体ロケット。平成9年(1997)から平成18年(2006)まで運用され...
ミュー‐ロケット【M rocket】
ISAS(宇宙科学研究所)、東京大学宇宙航空研究所(いずれも現JAXA)、日産自動車宇宙航空事業部(現IHIエアロスペース)が開発した一連の固体ロケット。昭和41年(1966)に予備試験機M-1...