あん【安】
[音]アン(呉)(漢) [訓]やすい いずくに いずくんぞ [学習漢字]3年 〈アン〉 1 変わったことがなく穏やかに落ち着いている。「安静・安全・安泰/公安・治安・平安・保安」 2 心を落ち...
あんど‐じょう【安堵状】
安堵3を記した文書。
あんど‐ぶぎょう【安堵奉行】
鎌倉幕府・室町幕府の職名。所領の安堵に関する職務をつかさどった。安堵方。
懸命(けんめい)の地(ち)
主家から与えられた、生活の基盤とする領地。一所懸命の領地。「—をぞ安堵(あんど)せられける」〈太平記・一一〉
げじ‐じょう【下知状】
下に対して命令を伝える文書。特に、中世、将軍の命を奉じて家臣が発給した文書の一。裁判の判決や、所領の譲与・安堵(あんど)などに用いられた。
げだい‐あんど【外題安堵】
中世、幕府が所領譲与を安堵した旨を申請者の提出した文書の余白部分に記したこと。また、その文書。外題安堵状。
ご‐けにん【御家人】
1 鎌倉時代、将軍直属の武士。将軍に忠誠義務を尽くす代償に、所領安堵・新恩給与などの保護を受けた。 2 江戸時代、将軍直属の家臣のうち、御目見(おめみえ)以下の者。→旗本
しゅいん‐じょう【朱印状】
朱印を押した書状。特に、戦国時代以後、将軍や武将が所領安堵(あんど)・海外渡航許可などの際に発行した公文書で、花押(かおう)の代わりに朱印を押したもの。御朱印。
すくい【救い】
1 救うこと。救助。救済。「困窮者に—の手を差し伸べる」「—を求める」 2 人の心に安堵(あんど)感を与えるもの。慰め。「—のない気持ち」「死傷者のないのがせめてもの—だ」 3 「救済(きゅうさ...
するところだ
1 別の新しい行動を始める場面であることを相手に伝える意を表す。「これから食事に—」 2 実際とは反対の事態が展開する場面を仮定的に述べることによって、現状に対して抱いている安堵(あんど)や不満...