こう【宏】
[人名用漢字] [音]コウ(クヮウ)(漢) [訓]ひろい ひろげる 1 規模や度量が大きい。ひろい。「宏壮・宏大/寛宏」 2 ひろげる。「恢宏(かいこう)」 [名のり]あつ・ひろ・ひろし
こう‐えん【広遠/宏遠】
[名・形動]物事の規模が大きく、広く、奥深いこと。考えなどが広く奥深いこと。また、そのさま。「—な真理」「気宇—」
こう‐かつ【広闊/宏闊】
[名・形動]広々と開けていること。また、そのさま。「—な原野」
こうかん‐いじょうげんしょう【宏観異常現象】
特別な測定器などを用いず、人の感覚で捉えられた地震の前兆の総称。「井戸水が濁った」「動物が騒ぎ出した」といったことが報告されているが、科学的な因果関係は明らかになっていない。
こう‐そう【広壮/宏壮】
[名・形動]建物などが、広大で、りっぱなこと。また、そのさま。「—な邸宅」 [派生]こうそうさ[名]
こう‐だい【広大/宏大】
[名・形動]広く大きいこと。また、そのさま。「—な家屋敷」⇔狭小。「頭(かしら)の勢力の—なるに驚くにつれて」〈漱石・坑夫〉 [派生]こうだいさ[名]
こうち‐かい【宏池会】
自由民主党に存在した派閥の一。昭和32年(1957)に吉田派だった池田勇人が、ライバルの佐藤栄作と袂を分かって旗揚げ。当初は官僚出身者が多く、党人が主流の清和会などに対して保守本流と呼ばれた。平...
こう‐と【宏図】
大きな計画。広大な方針。
こう‐ばく【広漠/宏漠】
[ト・タル][文][形動タリ]広々としてはてしないさま。「—とした大平原」
こう‐ぼ【宏謨/洪謨】
広大な計画。宏図(こうと)。