かいりつ‐しゅう【戒律宗】
⇒律宗(りっしゅう)
きょう‐しゅう【教宗】
教外(きょうげ)別伝である禅宗で、自宗以外の宗派をいう語。→教内
きょう‐しゅう【経宗】
1 経典に説かれる教えの趣旨。 2 経典を基礎として成り立っている宗派。華厳(けごん)経による華厳宗、法華(ほけ)経による天台宗、大日経による真言宗、浄土三部経による浄土宗など。→論宗 3 特に...
きんてい‐しそう【欽定詩宗】
「桂冠(けいかん)詩人」に同じ。
くう‐しゅう【空宗】
仏語。空教を説く宗旨。成実(じょうじつ)宗・三論宗など。
くしゃ‐しゅう【倶舎宗】
南都六宗の一。「倶舎論」を研究した学僧の集まり。法相(ほっそう)宗に所属した寓宗(ぐうしゅう)。毘曇宗(びどんしゅう)。
く‐しゅう【九宗】
奈良・平安時代、日本に広まった仏教の九つの宗派。三論宗・法相(ほっそう)宗・華厳(けごん)宗・律宗・成実(じょうじつ)宗・倶舎(くしゃ)宗の南都六宗、天台宗・真言宗の二宗に、浄土宗または禅宗を加...
ぐう‐しゅう【寓宗】
仏語。独立しておらず他宗に付属している宗旨。法相(ほっそう)宗に付属した倶舎(くしゃ)宗、三論宗に付属した成実(じょうじつ)宗など。
けごん‐しゅう【華厳宗】
華厳経をよりどころとする仏教の宗派。中国唐代に賢首(げんじゅ)大師法蔵が大成し、日本には、唐僧道璿(どうせん)によって天平8年(736)伝えられたという。東大寺が造営されてのち広められた。南都六...
けみょう‐しゅう【仮名宗】
すべてのものは実体のない仮のものにすぎない、と説く仏教の宗旨・宗派。成実(じょうじつ)宗など。