かん‐りょう【官僚】
役人。官吏。特に、政策決定に影響力をもつ中・上級の公務員。
かんりょう‐しゅぎ【官僚主義】
官僚制や官僚政治における、権威主義、独善性、秘密主義、形式重視などの側面を批判的にいう語。
かんりょう‐しゅどう【官僚主導】
政策立案や政治的意思決定を、政治家ではなく官僚が主導権を握って行っていること。→官僚内閣制
かんりょう‐せい【官僚制】
1 巨大組織の運営にたずさわる専門的な人々の集団およびその組織・制度。 2 合理的な規則や秩序に従って組織の目標を効率的に達成しようとする管理運営の体系・形態。
かんりょう‐せいじ【官僚政治】
官僚が実質的支配権をにぎり、幅をきかせる政治体制。→政治主導
かんりょう‐てき【官僚的】
[形動]官僚主義にみられるような、権威主義的、形式的な態度や傾向があるさま。「—な組織」
かんりょうてきなソナチネ【官僚的なソナチネ】
《原題、(フランス)Sonatine bureaucratique》サティのピアノ曲。全3楽章。1917年作曲。ピアノ教本で知られるクレメンティのソナチネを題材とするパロディー作品。
かんりょう‐ないかくせい【官僚内閣制】
官僚が内閣の政策に強い影響力を及ぼしている状態を指摘する表現。 [補説]日本の政治制度は本来議院内閣制だが、実際には政策立案の実務等を各省庁の官僚が主導し、これを閣僚などが形式的に追認する形で進...