かん‐わ【官話】
《官衙(かんが)で用いる言語の意》かつて中国の官界・上流社会で用いられた標準的言語。北京(ペキン)・南京(ナンキン)・西方の諸官話がある。
クアンタオ【官倒】
《(中国語)。タオ(倒)は、物資を横流しする、転売する意の北京方言》中国の改革・開放政策の中で出てきた「官僚ブローカー」のこと。政府や共産党の幹部やその親族が、自ら国営会社を運営したり、新興企業...
つかさ【官/司】
1 役所。官庁。「陰陽(おんみょう)の—」「—にも許し給へり今宵のみ飲まむ酒かも散りこすなゆめ」〈万・一六五七〉 2 役人。官吏。「国の—」「郡(こおり)の—」「近き所々の御庄(みさう)の—召し...
つかさ‐くらい【官位】
官職と位階。かんい。「罪なくて罪に当たり、—を取られ」〈源・明石〉
つかさ‐こうぶり【官冠/官爵】
1 官職と位階。官位。「高き家の子として—心にかなひ」〈源・少女〉 2 年官と年爵。「受領までこそ得させ給はざらめ、—、御封などはあべき事なり」〈栄花・見果てぬ夢〉
つかさ‐つかさ【官官/司司】
1 中央の各省庁。「—できちんと対応する」 2 多くの役所。また、多くの役人。つかさづかさ。「御法事にすべて—の人皆ゐたち」〈栄花・月の宴〉
つかさ‐びと【官人】
官職にある人。官吏。役人。「—より始めて、諸々の民に至るまで」〈東関紀行〉
つかさ‐やっこ【官奴】
古代、官有の奴婢(ぬひ)。
み‐やけ【屯倉/官家】
《「み」は接頭語。「やけ」は「やか(家・宅)」の音変化》 1 大化前代における朝廷の直轄領および直轄の農業経営地。屯倉(とんそう)。「—を来目(くめ)の邑(むら)に興(た)つ」〈垂仁紀〉 2 (...