てい‐ひょう【定評】
広く世間に認められて動かない評判・評価。「扱いやすさに—のあるカメラ」
ていひれい‐の‐ほうそく【定比例の法則】
化合物の成分元素の質量比は常に一定であるという法則。1799年、J=L=プルーストが発見。この法則に従うものは定比化合物、従わないものは不定比化合物とよばれる。
ていふく‐ずけい【定幅図形】
さしわたしの長さが、一定である図形。円のように転がしても高さが変わらない図形を指す。円のほかに、ルーローの三角形が知られる。
てい‐ほん【定本】
1 異本を比較・検討して誤りや脱落などを正し、その本の最初の姿に復元するように努めた書物。「—万葉集」 2 全集などの決定版。
ていほんかえる【定本蛙】
草野心平の詩集。昭和23年(1948)刊。3部構成。蛙を主題とする詩の集大成。昭和24年(1949)、第1回読売文学賞受賞。
ていほんげんじものがたりしんかい【定本源氏物語新解】
金子元臣による源氏物語の注釈本。大正14年(1925)から昭和5年(1930)にかけて3巻を刊行。
てい‐やく【定訳】
評価の定着した翻訳。
てい‐よう【定窯】
中国河北省曲陽県にあった陶窯。晩唐に始まり、北宋代に白定と称される象牙質の白磁を焼成して隆盛した。
ていよう‐ひねつ【定容比熱】
⇒定積比熱(ていせきひねつ)
ていよう‐びん【定容瓶】
「メスフラスコ」に同じ。