細工(さいく)貧乏(びんぼう)人宝(ひとだから)
手先の器用な人は、他人には重宝がられるが、自分は大成せず、常に貧乏しているということ。器用貧乏人宝。
さいほう【財宝】
《「ざいほう」とも》狂言。和泉(いずみ)流では「才宝」。成人した三人の孫が、祖父の財宝の所に名を付けてもらいに行き、それぞれ面白い名をもらい、めでたく舞いはやす。
さん‐ぼう【三宝】
[名] 1 仏語。仏と、仏の教えである法と、その教えを奉じる僧の三つの宝。仏・法・僧。 2 仏の異称。 3 《「孟子」尽心から》諸侯の三つの宝で、土地と人民と政事。 4 道家(どうか)で、耳と...
ざい‐ほう【財宝】
財産や宝物。財産となる価値の高い物品。宝物。「金銀—」
しち‐ほう【七宝】
1 仏教で、7種の宝。無量寿経では金・銀・瑠璃(るり)・玻璃(はり)・硨磲(しゃこ)・珊瑚(さんご)・瑪瑙(めのう)。法華経では金・銀・瑪瑙・瑠璃・硨磲・真珠・玫瑰(まいかい)。七種(ななくさ)...
しっちん‐まんぽう【七珍万宝】
七宝とその他すべての宝物。しっちんまんぼう。
しっ‐ぽう【七宝】
1 「しちほう(七宝)1」に同じ。 2 「七宝焼き」の略。 3 「七宝繋(つな)ぎ」の略。 4 紋所の名。七宝文を図案化したもの。
し‐ほう【四宝】
1 四つの宝。仏教では、金・銀・瑠璃(るり)・水晶をいう。 2 筆記用具の四つ。筆・墨・硯(すずり)・紙。
し‐ほう【至宝】
この上なく大切な宝。「文壇の—」
正直(しょうじき)は一生(いっしょう)の宝(たから)
人間の真の幸福は正直によってもたらされるもので、正直は一生を通じて大切に守るべき宝である。