ごおう‐ほういん【牛王宝印】
神社・寺から出す刷り物の守り札で、「牛王宝印」「牛玉宝印」などと書いてあるもの。災難よけに身につけ、また門口にはる。中世以降は、裏に起請文(きしょうもん)を書く用紙として広く使用された。熊野・手...
ごくらく‐じ【極楽寺】
神奈川県鎌倉市極楽寺町にある真言律宗の寺。山号は霊鷲山。開創、正元元年(1259)、開基は北条重時、開山は忍性。江戸時代に荒廃したが、多数の古文書・寺宝を所蔵する。
ゴジラ
東宝映画の題名、およびその作品に登場する怪獣の名。ゴリラとクジラとの合成語という。作品は昭和29年(1954)に公開され、日本の怪獣映画の先駆けとなった。
ごだいこくうぞう‐ぼさつ【五大虚空蔵菩薩】
虚空蔵菩薩の徳を分けて五尊とし、五方に配したもの。中央に法界、東方に金剛、南方に宝光、西方に蓮華(れんげ)、北方に業用の各虚空蔵を配する。
ごだいりき‐ぼさつ【五大力菩薩】
三宝と国土を守護する大力のある五人の菩薩。金剛吼(こんごうく)・竜王吼・無畏十力吼(むいじゅうりきく)・雷電吼・無量力吼の五菩薩。
「五大力
1」に同じ。
ごち‐にょらい【五智如来】
仏語。密教の五智に配当される五人の如来。大日(法界体性智)・阿閦(あしゅく)(大円鏡智)・宝生(平等性智)・阿弥陀(妙観察智)・不空成就(成所作智)の五如来。五智の如来。
ごち‐の‐ほうかん【五智の宝冠】
大日如来などが頭にいただく宝冠。五智五仏を象徴する。
ごとう‐せん【五当銭】
1個で通用銭5文に相当した中国の銭貨。日本には天明4年(1784)発行の仙台通宝がある。
ごとう‐とうしろう【後藤藤四郎】
短刀の名作。京都の刀工、粟田口(あわたぐち)藤四郎吉光の作。金座の後藤光次(みつつぐ)が所持したところからの名称で、現在は尾張の徳川家蔵。国宝。
ごとう‐びじゅつかん【五島美術館】
東京都世田谷区にある美術館。五島慶太の収集品を中心として昭和35年(1960)開館。古写経、書跡、工芸品などのほか、国宝「源氏物語絵巻」「紫式部日記絵巻」を所蔵する。