しび‐ちゅうだい【紫微中台】
天平勝宝元年(749)皇后宮職を唐風に改称したもの。→紫微内相
しび‐ないしょう【紫微内相】
紫微中台の長官。内外の兵事をつかさどった。天平宝字元年(757)に藤原仲麻呂が任ぜられたが、翌年仲麻呂が大保(たいほ)に任ぜられて廃絶。
シフノスじん‐の‐ほうこ【シフノス人の宝庫】
《Thisauros ton Sifnion/Θησαυρός των Σιφνίων》ギリシャ中部、パルナソス山麓の古代都市デルフォイにある宝庫。シフノス島の金鉱採掘で富を得た島民により献納さ...
し‐ぶつ【四仏】
金光明経に説く、四方に位置する仏。東方の阿閦(あしゅく)、南方の宝相、西方の無量寿(阿弥陀)、北方の微妙声(みみょうしょう)。
密教で、大日如来の四方に位置する仏。金剛界では東方の阿閦、南方...
しぶつ‐さん【至仏山】
群馬県北部、尾瀬ヶ原にある山。標高2228メートル。北東の燧(ひうち)ヶ岳とともに尾瀬のシンボル的存在。高山植物の宝庫。尾瀬国立公園に属する。至仏岳。
しぶんりつ‐しゅう【四分律宗】
仏教の宗派の一。四分律をよりどころにして、唐代に南山の道宣が開いた。日本には天平勝宝6年(754)唐僧鑑真(がんじん)によって伝えられた。律宗。
し‐ほう【四宝】
1 四つの宝。仏教では、金・銀・瑠璃(るり)・水晶をいう。 2 筆記用具の四つ。筆・墨・硯(すずり)・紙。
し‐ほう【至宝】
この上なく大切な宝。「文壇の—」
しほう‐ぎん【四宝銀】
江戸幕府が正徳元年(1711)から翌年にかけて鋳造した丁銀と豆板銀。表面に4個の「宝」の字の極印を刻む。
しもがかり‐ほうしょうりゅう【下掛宝生流】
能のワキ方の流派の一。徳川家光の命で、下掛かりの金春(こんぱる)座付きワキ方春藤流の春藤権七祐玄が、宝生座付きとなって立てた流儀。下宝生。脇宝生。