じつ‐かぶ【実株】
取引で、実際に受け渡しされる株。現株。正株。→空株(からかぶ)
じつ‐かんすう【実関数】
実数を変数とし、値として実数を与える関数。⇔複素関数。
じつ‐がい【実害】
実際上の被害。実質的な損害。「—をこうむる」
じつ‐がく【実学】
社会生活に実際に役立つ学問。医学・法律学・経済学・工学など。江戸時代の蘭学、明治時代の職業教育などもさす。
じつ‐がく【実額】
実際に必要とする金額。また、実際に使った金額。
じつがく‐しゅぎ【実学主義】
事実・経験・実践などを重視する教育思想上の立場。形式化した人文主義に対抗して16世紀に起こり、17世紀以降、自然科学や哲学の経験論の影響のもとに有力になった。日本では福沢諭吉が唱えた啓蒙思想がそ...
じつ‐がたき【実敵】
歌舞伎の役柄の一。善人の要素をもつ、二枚目を兼ねた敵役(かたきやく)。「伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)」の沢井股五郎など。
じつ‐ぎ【実技】
実際に行う技術・演技。「—試験」
じつ‐ぎ【実義】
[名・形動ナリ] 1 誠意。まごころ。また、誠意のあるさま。「憍慢(けうまん)のみあって—おはしまさず」〈太平記・二七〉 2 真実の意義。道理。「寂滅無常の—をも述べずして」〈浄・大原問答〉
じつ‐ぎょう【実業】
農業・商業・工業・水産業など、生産・販売に関わる事業。→虚業