むろらん‐ほんせん【室蘭本線】
北海道の長万部(おしゃまんべ)から東室蘭・登別・苫小牧を経て岩見沢に至るJR線。東室蘭・室蘭間も含まれる。石狩炭田からの石炭積み出しのために明治25年(1892)北海道炭礦鉄道が開業し、昭和3年...
めいおう【明応】
室町後期、後土御門(ごつちみかど)天皇・後柏原天皇の時の年号。1492年7月19日〜1501年2月29日。
めいおう‐じしん【明応地震】
室町時代後期の明応年間に起こった大地震。文献や発掘調査などから、東海・東南海・南海の三連動地震によるものと考えられている。高さ4メートルから10メートル程度の津波が房総半島から紀伊半島にかけての...
めいおう‐の‐せいへん【明応の政変】
室町時代後期の明応2年(1493)、管領(かんれい)細川政元が将軍足利義材(よしき)(後の義稙(よしたね))を廃位し、義材の叔父の子である足利義遐(よしとお)(後の義澄(よしずみ))を擁立した政...
めい‐か【名家】
1 名望のある家柄。名門。「—の出」 2 公卿の家格の一。文筆を主とし、弁官を経て、蔵人(くろうど)を兼ね、大納言まで昇進できる家柄。羽林家(うりんけ)の下、諸大夫家(しょだいぶけ)の上に位する...
めいとくき【明徳記】
室町前期の軍記物語。3巻。作者未詳。明徳の乱のいきさつを記したもの。乱の後ほどなく成立したといわれる。
めいとく‐の‐らん【明徳の乱】
元中8=明徳2年(1391)将軍足利義満に挑発されて、山名氏清・満幸らが室町幕府に対して起こした反乱。氏清は戦死し、満幸はのちに殺され、山名氏の勢力は一時衰えた。
メタモルフォーゼン【(ドイツ)Metamorphosen】
リヒャルト=シュトラウスの室内楽曲。1944年から1945年にかけて作曲。「23の独奏弦楽器のための習作」という副題を持つ。
メチル‐ニトロソウレア【methyl nitrosourea】
化学実験室でジアゾメタンをつくるときの原料。動物体に触れると発癌(はつがん)することがある。
め‐つけ【目付】
1 室町時代以降の武家の職名。室町初期、侍所(さむらいどころ)の所司代の被官として置かれ、戦国期には戦陣の監察や敵の内情を探るのに当たった。江戸時代、幕府では若年寄に属し、旗本・御家人の監察など...