かんうていそうしょ【甘雨亭叢書】
江戸後期の叢書。5集・別集(全56冊)。安中(あんなか)藩主板倉勝明(号、甘雨亭)編。弘化2年〜安政3年(1845〜1856)刊。室鳩巣(むろきゅうそう)・伊藤仁斎・貝原益軒らの近世文人34人の...
かん‐か【漢家】
漢方医。「これまで—の行われたうちは」〈魯文・安愚楽鍋〉
中国の漢の帝室。
中国。「—本朝これや初めならん」〈平家・一〉
カンガルー‐ケア【kangaroo care】
生まれたばかりの赤ん坊を母親に抱かせる保育法。特に、全身状態が安定した早産児に対してNICU(新生児集中治療室)で行われるものをいう。発展途上国で保育器不足を補うために始まったが、新生児の呼吸が...
かんき‐せん【換気扇】
家屋の壁や窓などに取り付け、モーターで羽根を回転させて室内の空気を排出する電気器具。
かんきょう‐ぜい【環境税】
環境に悪影響を及ぼす汚染物質の排出を抑えるために課する諸種の税。温室効果ガスとなる二酸化炭素の排出量に応じて課税する、欧米諸国の炭素税など。 [補説]日本では平成24年(2012)10月に地球温...
かんぎく‐かい【観菊会】
毎年11月、東京の新宿御苑で天皇・皇后が臨席して催された観菊の行事。昭和12年(1937)廃止されたが、昭和28年(1953)以降、皇室園遊会として復活。観菊御宴。
かんぎんしゅう【閑吟集】
室町後期の歌謡集。1巻。編者未詳。永正15年(1518)成立。小歌(こうた)や猿楽など当時の歌謡311首を収める。
カンクン‐ごうい【カンクン合意】
2013年以降の地球温暖化対策の国際的な枠組み。2010年12月にメキシコのカンクンで開催された国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)で採択された。京都議定書を離脱した米国、温室...
かんけいかい【菅家遺誡】
教訓書。2巻。著者未詳。室町時代の成立といわれる。公家で守るべきことを菅原道真に仮託して33条にまとめたもの。神事・田猟・武備・刑罰・冠婚葬祭などに分類。菅家遺訓。かんけゆいかい。
かんけつ‐めっきん【間欠滅菌】
煮沸したあと室温で放置し、再び煮沸する作業を3回以上繰り返す滅菌方法。芽胞を形成する一部の細菌に有効。間欠殺菌。