しじょう‐りゅう【四条流】
日本料理の流派の一。日本料理・包丁の祖といわれる四条藤原政朝の創始。宮中慶賀の日の鯉(こい)の調理を職掌とした。
し‐たつ【紫闥】
宮中の門。また、宮中。禁門。
し‐てい【紫庭】
《「紫」は天帝の座の紫微垣(しびえん)の意》内裏(だいり)。皇居。宮中。
しめ‐の‐うち【標の内】
1 しめ縄の張ってある内側。神社の境内や宮中など、立ち入り禁止の特定の領域内。⇔標の外(ほか)。 2 松の内。《季 新年》
しめ‐の‐ほか【標の外】
1 しめ縄の張ってある外側。神社の境内や宮中など、立ち入り禁止の場所のそと。⇔標の内。 2 男女の間が隔たっていること。「かう、—にはもてなし給はで」〈源・賢木〉
しもだ‐うたこ【下田歌子】
[1854〜1936]女子教育家。岐阜の生まれ。本名、鉐(せき)。歌才に富み、宮中に出仕して昭憲皇太后から歌子の名を賜った。華族女学校学監兼教授。実践女学校を創立。愛国婦人会会長。
しゅすい‐し【主水司】
律令制で、宮内省に属し、宮中の飲料水や醤(ひしお)・粥(かゆ)・氷室(ひむろ)のことなどをつかさどった役所。もいとりのつかさ。もんどのつかさ。
しゅ‐ぜん【主膳】
1 宮内庁管理部大膳課の職員。食品の調達、食器の管理、会食時の準備などをつかさどる。 2 律令制で、宮中の食膳のことをつかさどった職。かしわで。
しゅり‐しき【修理職】
平安時代、宮中などの修理・造営をつかさどった令外(りょうげ)の官。おさめつくるつかさ。すりしき。
しゅん【旬】
[名] 1 魚介類や蔬菜(そさい)・果物などの、最も味のよい出盛りの時期。「—の魚」「たけのこの—」 2 物事を行うのに最も適した時期。「紅葉狩りの—」 3 古代、宮中で行われた年中行事の一。...